”従業員第一”に考える事で生まれる仕事の効率
『今』、プロジェクトを成功させたい
と思っている人の為の
Webインテグレーター細川です。
今回は、弊社のビジョンと関連して、コラム調でお届けします。
仕事の効率を良くするためには、従業員第一の姿勢を持つことが大切なことになります。
合理性を追求すれば人間というのは必ずしもそのように動いてくれるとは限らず、むしろ逆に能率が下がってしまうということは珍しいことではありません。
個人個人が自らの意思で仕事をいかに手際よくこなしていくことができるのかということを考えてそれに従って行動をするのは、全体の能率を上げるのに非常に効果的ですが、それを上から強制するようなことをすると、逆に作業が滞ってしまうということがあるのです。
人間というのは必ずしも合理的に動くものではありませんし、機械ではありませんから機械のような正確性や無駄のない働きを求めると、最初のうちは上手くいくかもしれませんが、どこかで無理が生じて、最終的にはパフォーマンスが落ちてしまうことになります。
合理的に作業をしようと考えていても、それが強制されることであれば、なぜそのようなやり方をしなければならないのかということに疑問を持つようになってしまい、ルールを守ることが第一条件として、作業をこなすということが二の次になってしまうのです。
従業員第一の考え方をすれば、従業員が企業に対する忠誠心というのも芽生えてくるものであり、どうすれば企業のためになるのかということを考えて行動をしてくれるようになります。
従業員の意思を全く無視して機械的に作業をさせようとすれば、そのような気持ちを抑えこんでしまうことになり、結果的には、逆に与えられた仕事を単純にこなすロボットになってしまうのです。
どれだけ企業からの命令は絶対であったとしても、人間には感情というものがありますから無理強いをされるようなやり方であったり、機械のように扱われてしまうとモチベーションが低下することになり、パフォーマンスも下がってしまうことになります。
逆に企業が従業員第一の考えを持っていて、従業員もそれに応えようとすると人間というのは持てる力以上のパフォーマンスを発揮することになるのです。
どのようにすればスムーズに作業をすることができるのか、という意識づけをすることは大切なことですが、それを無理強いするようなことは企業にとってマイナスに働いてしまうものです。
事業を行う上で経営陣と従業員の理想の関係としては、働いてもらっている働かせてもらっているという互いに利益がある関係が一番であり、そのような信頼関係を築き上げることができれば自ずと全体のパフォーマンスは向上をすることになります。
逆に企業側が働かせてやっているという気持ちで従業員を駒のように扱えば、従業員も働いてやっているという気持ちになってしまい、あくまでも与えられたことを最低限のレベルでこなすようになってしまうので、パフォーマンスの向上を見込むことはできません。
ビジネスというのは関わる人すべてがwin-winの関係になることこそが、最良の結果につながるものですから、企業として業績をアップさせたいというのであれば、従業員を駒のように扱うのではなく、企業にとって大事な財産だとして従業員第一の考え方を持って扱うことが業績アップにつなげることができます。
不況の今の時代ではなかなか従業員のことを考えることは難しいものですが、厳しい時代だからこそそこで働いている従業員たちと力を合わせていくことが大切です。
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