先日キャンプに行きました
『今』、プロジェクトを成功させたい
と思っている人の為の
Webインテグレーター細川です。
先月、土日を利用してオートキャンプに行ってきました。
ご近所仲良し4家族での一泊二日のキャンプです。
ここ10年ぐらい、日本でもキャンプが人気で、 スノーピークというアウトドアブランドの業績が好調なことが、 その人気を裏付けているようです。
キャンプって、なんであんなにワクワク、楽しいんですかね?
もちろん、インドア派な人にとっては全くその楽しさがわからないと 思いますが、 僕は決して積極的なアウトドア派ではなかったにも拘わらず、 キャンプは楽しくてしょうがないです。
よくよく考えてみると、 キャンプ場って、テレビもないし、電気もないし、 水道やトイレは、あるにはあるけどテントからは遠いところにあったり するしで、 正直、生活の利便性はすごく悪いわけですよ。
それでも人は、一生懸命キャンプグッズを買いそろえて、 キャンプ場予約して、出発前日にたくさんの道具を車に積み込んで、 早朝から出かけて行くわけです。
冷静に考えると、 あんな利便性の悪いところに、大変な準備をしてまで行くって、 なんだか不思議ですよね?
「非日常」と「欲求」
それでも人を惹きつけてやまないキャンプの魅力、 そのキーワードの1つは、やっぱり「非日常」なんですかね。
普段、都会や都心近郊で社会生活を送っている人々にとって、 大自然に囲まれて、利便性の悪い場所で過ごすのって、 まさに「非日常」です。
その「非日常」の世界で、 普段の社会生活を忘れて、全く異なる生活を体験できるところに、 魅力を感じるんでしょうね。
でも、今回キャンプに行ってみて改めて思ったのですが、 人って、
- 誰かに必要と思われたい
- 誰かに貢献したい
欲求が強いから、 キャンプってそれを満たす格好の場所なんだろうな、と思うのです。
電気もガスもないから、火をおこさないとならない。 テントを張らないと寝るところもない。 タープを張らないとくつろぐ場所もない。
キャンプはないないづくしなので、 みんな、 炭で火をおこしたり、 テントやタープを張ったり、 ポリタンクに水をくんだり、 炊事場で野菜を切ったり、 BBQで肉を焼いたり、 最後はみんなで後片付けしたり、 まぁ、みんなせっせと働くわけです。 (何もせずにただ酒飲んでる人もなかにはいるかもしれませんがw)
その行為は、 マズローの5段階欲求でいうところの、 社会的欲求から尊厳欲求(承認欲求とも言う)までの、 高次の欲求を満足させるものなんですよね。
僕たちは普段の社会生活において、 この高次の欲求を満たしたいと思ってはいるものの、 ビジネスシーンでは、 この高次の欲求は、実はそんなに頻繁に満足させられるものではありません。
人は、 そのなかなか満足させられない高次の欲求を、 キャンプという「非日常」を通して満足させられる、 そういう魅力があるから、 キャンプに惹かれてやまないのではないかと思いました。
僕自身、 炭での火おこしから、 タープやその他小道具の設置、 BBQで肉や野菜を焼き、 大好きなビールを飲んで、
傍から見ればきっとご満悦だったに違いありません(笑)
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