IT業界の「非常識」を「常識」に変えるブログ

株式会社グリームオーブ 代表の細川と申します。


細川のプロフィールについては、本サイトの

http://www.gleamorb.co.jp/officer

を見ていただくとして、

約15年間、ITの受託ビジネスに携わってきた経験から、

主に、受託ビジネス、特に「請負契約」にまつわる様々な問題について、

情報を発信していきたいと思います。


ブログタイトルの

『IT業界の「非常識」を「常識」に変える』

ですが、

弊社グリームオーブの経営理念でもあります。


15年間ITの受託業界に関わってきて、

この業界に対してずっと疑問に思ってきたこと、

どうしてこんな商習慣なんだろう、とか、

どうしてこの契約モデルが常識化しているんだろう、とか、

日々業務に忙殺されながら、

ずっと抱えてきたものがありました。


2016年3月に、株式会社グリームオーブを起業しました。


ITの受託業界に対して抱えてきた疑問に対する答えを、

どうにかして具現化して、

IT業界ではびこっている間違った「常識」を一掃し、

従来のIT業界では「非常識」とされていることにチャレンジして、

「IT業界の業界構造を変えていきたい!」

という強い思いで起業しました。


僕一人でできることは決して大きくはないですが、

共感してくれるチームメンバーが増え、

共感してくれる企業が増え、

実際に行動を起こす人が増えていけば、

いずれは大きなうねりとなって、

業界の常識を覆すようなムーブメントが起こせるのではないか、

と考えています。


もちろん、時間はかかると思います。

僕がビジネスマンとして現役でいる間には、

業界自体に変化を起こすことはできないかもしれません。


でも、風穴を開けることはできます。

ITの受託業界に一石を投じて、同じように疑問を抱えている人たちが動き出す

キッカケになれれば、と思っています。


さて、

ITの受託業界に対して、

僕がずっと疑問に思ってきたことというのは、

以下のようなことです。


・お客様がIT企業に要件を正確に伝達できない(期待したモノが納品されない)

・お客様とIT企業が対立関係になってしまう

・不具合ゼロの100%品質にならないとローンチしない

・長時間労働が当たり前(終電が当たり前)、社員は徐々に疲弊していく

・プロジェクトがデスマーチ化して社員が「鬱」になる

・受託側が「完成責任」を請け負っているので、見積り価格が高騰する

・「人月工数」概念によって、技術力の価値が価格に転嫁されにくい

etc


おそらく、挙げればまだまだ出てくるような気がします。


上に列挙したことは、

結果的に何が起こるかというと、

「ビジネスでお付き合いしているお客様の満足度を下げる」

とか、

あるいは、

「働いている社員の幸せを奪う」

といったことなんです。


そんな誰もハッピーにならない、

誰もwin-winな関係になれない、

そういう悪しき状況が、

ITの受託業界には蔓延し、

いつの間にかそれが「当たり前」になって、

頭の中では「これおかしいな」と思っていても、

業界全体の商習慣なので、

何もできずにただ受け入れるしかない・・・


前職時代の部下の中には、

ITの受託業界のこの悪しき商習慣の犠牲となって、

何人かは会社を去っていきました。


「同じことを繰り返してはならない」


2016年3月に、株式会社グリームオーブを起業し、

『IT業界の「非常識」を「常識」に変える』

という理念を掲げました。


同じことを繰り返さないために。


お客様の「ビジネスの継続」をお約束するために。


株式会社グリームオーブ
代表取締役 細川尚史

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